【運用】格安スマートフォンの作り方



月々1000円でパケホーダイ!
最早、なくてはならない存在と言っても過言ではないスマートフォン
屋外でインターネットをしようと考えた時、PCを持ち運ぶよりずっとお手軽で、これまでのガラケーの機能も備えていて…。
などなど、スマートフォン1台で素晴らしい利便性を備えています。

私もずーっと欲しいなーと思いつつ、結局はガラケーを運用してきました。
理由は、スマートフォンの通信料があまりに高いためです。
私の場合、外でちょっとしたWeb閲覧ができれば良いタイプなので、それを考えると月々7000‐8000円は払いたくありません。


何とか安く運用できないものか…。


この価格の高さは、多くのスマートフォンユーザーの持つ不満でしょう。
ここに目をつけ、最近、イオン、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどが相次いで格安スマホを販売しています。

【参考】ビックカメラ
http://www.biccamera.co.jp/service/store/lcc-phone/
【参考】ヨドバシカメラ
http://www.yodobashi.com/ec/promotion/feature/detail/1406272K1528P_1406272K1528C/
【参考】イオン
http://www.aeonretail.jp/campaign/newcom/


確かに安い!ビックカメラ、ヨドバシカメラは約3000円、イオンスマホ第2弾については月々2000円で運用できます。
ただし、これらの格安スマホにはデメリットがあります。

①2年目以降も契約を続けることでキャンペーン価格期限が切れて月々の使用料が上がる。
②電話料金が高額になりやすい。


①は、以下の2つの意味があると思います。
・端末買い替えを促す。→同じ端末を数年使いたい人にとってはマイナス。
・人件費の回収

②について、格安スマホには、定額電話サービスはありません。通話した分だけお金がかかります。
電話をほとんどかけないのであれば関係ありませんが、それなりに通話をする人には辛いでしょう。
LINEやスカイプを使えば通話料は無料になりますが、それはあくまでLINEやスカイプのユーザー同士限定。
固定電話へ電話をするためには、どうしても端末に固有の電話番号が必要です。
固定電話へ電話をかける場合、MNPでドコモ、au、ソフトバンクとの契約で付与されていた電話番号を引き継ぐことが
できますが、カケホーダイ的なプランはないため、通話料は割高になります。

結局のところ、安いということはそれなりに裏があるということです。どこかに人件費回収の仕組みがあるということです。
世の中で最も高いのは、圧倒的に人件費になります。
病院で手術を受けると高額医療費がかかりますが、ほとんど人件費です。それだけ人件費は高い訳です。

しかし、これは言い換えると、人件費を削ってしまえば更に安くなるということです。

つまり、スマホなど、必要なものを個人で調達して、インターネットを個人契約してしまえば良いということですね。
通常、auショップ等のキャリアショップが契約時に行っている契約作業を全て自分で行えば良いということです。

今流行りのMVNOがまさにこれです。これを使えば、上記①の問題は解決します。
(②については、050plusを用いれば、イオン、ビックカメラ、ヨドバシカメラの格安スマホでも格安通話が可能です。)

 


MVNOとは仮想移動体通信事業者のことです。
基本的にはdocomoの回線網を借りてデータ通信サービスを提供する事業者になります。
これは総務省がdocomoに対して、回線網を他の事業者に貸し出すように指導をしていることで実現されています。



基本的にdocomoの回線を利用するため、MVNOを使える端末はdocomo製の端末が多いです。「白ロム」と呼ばれる端末です。
au、ソフトバンク製の白ロムも数は少ないですが、あります。

白ロム」とは、SIMカードが入っていない端末を指します。
通常、ショップでスマホやガラケーの契約をすると、販売員やキャリア業者が契約者情報を端末に書き込みますが、
これを担っているのは、SIMになります。つまり、ショップでスマホやガラケーの契約をする場合、最初から端末の中に
SIMが入っています。この設定は契約時に販売員やキャリア業者が行いますので、契約者が設定をする必要はありません。

つまり、MVNOは個人契約のため、スマホの端末の他、SIMの調達をする必要があります。
SIMは何でも良い訳ではなく、MVNOを契約する業者の販売しているものを調達する必要があります。
これは端末も同じです。日本の端末はSIMロックがある機種がほとんどのため、例えばdocomoのSIMをauやソフトバンクの
機種で利用することは基本的にできません。
ただ、これについては、現在総務省から指導が入っているため、いずれなくなる可能性があります。

【参考】SIMロック:解除を義務化へ
http://mainichi.jp/select/news/20140628k0000e020166000c.html



では、ここからはMVNOでの契約の道のりを説明しましょう!

① SIMカードの調達
初めにどの業者のどのSIMを使うかを決める必要があります。自分がスマホで何をしたいかが重要です。
ドコモ、au、ソフトバンクでキャリア契約する場合、始めから様々なアプリや電話に対応しているSIMを使っています。
MVNOではそうではなく、自分に合っているSIMを自分で選んで用意しなくてはいけません。

私が想定していたスマホの使い方は以下です。

・LINEをやりたい。
・屋外でスマホでweb閲覧をしたい。LTEで高速通信ができると良い。
・動画は自宅に光回線を引いているので、スマホでの利用は想定していない。
・固定電話へ電話をできるようにしたい。
・時限式で一定期間後から月額通信料金がアップするのを避けたい。

上記を全て満たす格安SIMとしてオススメMVNOはOCNモバイルONEです。

OCNモバイルONE

【参考】OCNモバイルONE
http://service.ocn.ne.jp/mobile/one/


OCNモバイルONEの良いところは、通信容量の契約形態が豊富であることです。以下の5コースがあります。

・1日50M(通信速度150Mbps)
・1日80M(通信速度150Mbps)
・1か月1.0GB(通信速度150Mbps)
・1か月2.0GB(通信速度150Mbps)
・1か月7.0GB(通信速度500kbps)

面白いのは1日毎に通信容量がリセットさせるプランがあることです(通常は月毎のリセット)。
1日毎にリセットされるため、ある日に容量制限一杯までうっかり使ってしまって翌月まで通信速度の制限を受けることが
なくなります、次の日には、再びLTEが使えるということですね。

迷った場合は、1日50MBコースがオススメです。

50MBで1日にできること1
1日50MBでできること2

【参考】1日50MBでもこれだけネットができます。
http://service.ocn.ne.jp/mobile/one/guide/50mb-usecase/


上記URLでは動画や音楽を見る場合についての記載がありますが、速度が全然出ない(150Mbpsも出ない)ため、
MVNOでは、動画、音楽は諦めた方が良いです。
1か月使ってみましたが、すぐに速度制限に引っ掛かり、頻繁に動画の読み込みが走るため、使えません。

どうしても動画や音楽を快適に楽しみたい場合は、以下の2つの方法があります。

① モバイルWiMAXでポケットWiFi
② 容量追加オプション



モバイルWiMAXは月々2800-3600円くらいのため、MVNO契約料金と合わせて、月々5000円以下でネットがやりたい放題です。
ただし、ポケットWiFiの端末を常に持つ必要があるため、携帯電話を常に2台持ちのイメージになります。

容量追加オプション

容量追加オプションは、540円の追加支払いで1日LTEが使い放題になるというものです。
動画、音楽を容量制限を受けずに使いたい日が月に5日以下であれば、モバイルWiMAXより容量追加オプションの利用が
良いと思います。容量追加オプションの詳細は以下から。
http://service.ocn.ne.jp/mobile/one/procedure/addoption/



さて、MVNOの業者は決まりました。続いては、購入するSIMの検討です。
販売しているSIMパッケージには大きく分けて3種類あります。

SIMパッケージ色々

購入するパッケージは「SIM対応」SIMパッケージ一択です。
理由は、SMS対応SIMでないと、LINEが使えないためです。

通常のSIMパッケージはデータ通信のみ用のため、LINEを使うことができません。LINEを利用するにはSMS認証が必要です。
SMSとは、電話番号を使ったメッセージ送信サービスのことです。LINEは認証する時にSIMに登録されている電話番号を
使って認証のための手続きをします。(SIMにはそれぞれ固有の電話番号が存在しますが、OCNモバイルONEのSIMは
通話が可能な電話番号は持っていません。固定電話への通話するためには、050plusの契約が必要です。
ただし、LINEユーザー同士の無料通話はパケット通信のため、050plusを契約しなくても通話は可能です。
050plusを契約しなければいけない理由は、固定電話やLINEをやっていない人に対して通話する手段確立のためです。)

また、「050plus対応」SIMパッケージは必要ありません。実は050plusは「SMS対応」SIMパッケージでも契約できます。
050plusは固定電話へ格安で通話をするために必要になりますので、合わせて契約しておきましょう。
MVNO契約時に一緒に050plusも契約すれば、050plusの月額基本使用料が半額になります。

あと、SIMのサイズはマイクロサイズを基本選択することになると思います。
スマホのSIMのサイズは基本マイクロサイズです。SIMを入れる端末のSIMサイズは要確認です。


② スマホの調達
MVNOの契約に当たって注意するべき重要な点にSIMフリーの端末を用意することがあります。
SIMフリー端末でないと、MVNOのSIMは使えない可能性があります。
よくわからない場合は、以下のURLを参考にして下さい。 ここに記載の端末はOCNモバイルONEが使えます。

【参考】動作確認済みデータ端末一覧 - OCN モバイル ONE -
http://service.ocn.ne.jp/mobile/one/datacard/


機種選びのポイントは、1世代前の機種を選択することです。
1世代前の機種であれば、まだ家電量販店等にシリコンカバーや液晶保護シールなど、オプション品が充実しているからです。
また、最新機種は価格が高いという側面からも1世代前の機種をオススメします。型落ちした瞬間が狙い目です。



今回は買った端末は、「ARROWS NX F-01F」です。このシリーズの最新機種「ARROWS NX F-05F」が出て型落ちした瞬間に
買いました。快適に使えているので、MVNO端末としてオススメです!

MVNOを契約するためには市場から「白ロム」を入手する、つまり、新古品、新品未使用品等を入手する必要があります。
私は、当時期間限定の最安値で販売していた以下で買いました。コスパの良い機種だと思います。
http://item.rakuten.co.jp/lcs-live/10002178/



③ MVNO契約

では、ここからは、今回のMVNOの契約までの実際の流れを説明したいと思います。



注文したARROWS NX F-01Fの白ロムが到着しました。




中に入っていたのは、領収証とスマートフォン本体です。
プチプチで梱包されていました。




プチプチからARROWS NX F-01Fを取り出します。




こちらは新宿ヨドバシカメラ新宿で購入したスマートフォンのAC充電器です。
スマートフォンって基本的に充電器が別売なんですね。スマートフォン持ったことがなかったので知りませんでした。
Android端末の場合、充電器はmicro USBタイプのものを選択して下さい。Android端末は現時点で例外なくmicro USBで
充電可能です。iphoneは機種によって異なるらしいので、iphoneユーザーは別途自分で端末端子形状を調べて下さい。




新宿ヨドバシカメラで一緒に購入したARROWS NX F-01F専用のシリコンケース。
先程書きましたが、1世代前の機種であれば、オプション品が充実しているので、2世代以上前の機種よりオススメです。




「SMS対応」のSIMカードです。大事なことなので、繰り返します。LINEをやりたい場合は、SMS対応SIMカード一択です。




SMS対応SIMカードの裏面です。これも繰り返しますが、OCNモバイルONEのSIMカードには電話番号が登録されていますが、
その番号は通話のできない番号です。OCNモバイルONEのSIMカードの電話番号は、SIMカードSMSの送受信のために
使われる電話番号であり、電話回線にはアクセスできないため、090、080で始まる電話番号は使えません。

そのため、OCNモバイルONEで通話をするためには、050plusを契約する必要があります。050plusはデータ専用のSIM
カードでも通話を可能にする電話契約のことで、コアネットワーク内でIP網から電話回線網にアクセスができるため、
通話を可能にします。データ通信、つまり、パケット通信しかできないSIMカードで固定電話に電話をかけるためには、
コアネットワーク内でIP網から電話回線網にアクセスできるようにしないといけないため、固定電話に電話をかけたい
人は050plusを契約して下さい。

ちなみに、LINE同士であれば、050plusを契約しなくても通話が可能です。LINEの通話はパケット通信で実現されるため、
コアネットワーク内で電話回線網に接続する必要がないからです。パケット通信のみで電話ができるので、パケ放題の
プランであれば、もちろんいくらLINEで電話しても電話代が別途追加でかかることはありません。
LINEの通話が無料と謳われる理由は、スマホの契約形態がパケ放題前提となっているためです。
ガラケーはパケット代が固定ではなく変動するため、LINEをガラケーで使うと通話した分だけ料金がかかります。
ただし、ガラケーのパケ放題は上限値があるため、一定以上通話をしてしまうと、それ以降は無料になります。

固定電話は電話回線網にのみしか接続できません。そのため、OCNモバイルONEで固定電話に通話をするためには
IP網と電話回線網の相互接続ができる050plusの契約が必要ということになります。
パケットで通話した方が料金は低くできる(電話回線網は高い)ので、050plusであれば通話料金は格安になります。




さて、これで一通り購入物が揃いました。
ここからは、工作の始まりです。




まず、SIMカードを取り出します。SIMカードの袋を開封すると、上記写真のように「OPENED」の文字が見えます。
一度開封すると、業者からのSIMカードの貸与を受けたこととなり、返品はできません。返品してもお金は帰ってこないという意味です。
SIMカード貸与とは、SIMカードは業者から貸与されるものであり、契約者にプレゼントされないものであるという意味です。

したがって、契約を解除する場合、SIMカードを郵送で業者に返却する必要があります。
なくすと大変なので、書類関係はきちっと保管しておきましょう。




SIMカード本体と一緒に付属されている設定書を取り出します。
基本的に、この設定書を読みながら、MVNOの契約やそのための準備を個人ですることになります。




SIMカードの裏面を確認し、発信番号と端末番号を確認します。MVNOの契約に必須の情報です。




SIMカード本体です。IC部分には触れないように注意しましょう。




SIMカードの裏面です。




続いて、ARROWS NX F-01Fの本体を取り出します。








開封作業は、どんな製品でも楽しいですね(`・ω・´)
先に記述したように、スマホには充電器が付属品として含まれていません。別途購入しましょう。




ARROWS NX F-01Fの唯一の付属品、イヤホン用の変換ケーブルです。イヤホンは別途自分で用意しましょう。




箱の底に、クイックスタートガイドがあります。
端末の操作方法はこれで確認しましょう。




ではでは、さっそくARROWS NX F-01F本体にSIMカードを挿入したいと思います。




その前に裏の注意書きを確認。




袋から本体を取り出します。




今回購入した端末には、液晶保護シートがついていました。
白ロムの場合、ついてない場合もよくあります。




SIMカード挿入口を確認します。




ピントがずれてしまって見にくいですが、SIMカード挿入口からSIMカード用のトレイを引き出します。








SIMカードを取り外し、引き出したトレイの上にSIMカードを載せます。






SIMカードをスマホに入れます。




SIMカードを挿入したら、防水対策のため、しっかりと閉じます。




続いて、シリコンケースを取り出します。




こんな感じです。本体に傷がつきにくい弾力性のあるシリコンケースはオススメです。




このシリコンケースは液晶保護シートもセットの商品です。




液晶保護シートの使い方を確認します。




液晶保護シートを準備します。




シリコンケースと液晶保護シートを張り、完成。




ARROWS NX F-01F初回起動時の画面。各種初期設定を実施する。




無事に起動しました。しかし、これで終わりではありません。ネットワークに繋げるためにはAPNの設定が必要です。




クイックスタートガイドを確認しながら、APNの設定画面に移動。




新しいAPN設定を呼び出す。




OCNモバイルONEの指定に従い、APNの設定を行います。
APNの設定はこれでOKです。
あと、残されている作業は、OCNモバイルONEとの契約です。


OCNモバイルONE_1

発信番号、端末識別番号を入力。



OCNモバイルONE_2

050plus同時申し込みにチェック。



OCNモバイルONE_3

必要であれば、オプションとしてマイセキュア契約をして下さい。



OCNモバイルONE_5

OCNモバイルONE_6

契約内容を確認して「次へ」をクリック。



OCNモバイルONE_7

OCNモバイルONE_8

契約者情報を入力します。注意したいのは連絡先電話番号です。
ここは050plusの電話番号とは別に契約者と連絡の取れる電話番号を記載する必要があります。
080、090で始まる電話番号か、自宅の固定電話の番号のどちらかの入力が必要です。
080、090から始まる電話番号はdocomo、au、ソフトバンクのどこかと契約していないと持っていないと思いますので、
自宅の固定電話番号を利用するのが良いでしょう。



OCNモバイルONE_9

料金支払い方法はOCNモバイルONEの場合、クレジットカードのみです。



OCNモバイルONE_10

OCNモバイルONEの契約形態を確認します。



OCNモバイルONE_11

050plusの申し込み情報を設定します。
050plusの番号はいくつかの選択肢の中から、個人の好みの番号を選べます。



OCNモバイルONE_12

OCNからメールアドレスが欲しい場合は、申し込みをして下さい。



OCNモバイルONE_13

OCNモバイルONE_14

OCNモバイルONE_15

オプション契約関係。必要であれば追加契約して下さい。



OCNモバイルONE_16

OCNモバイルONE_17

OCNモバイルONE_18

OCNモバイルONE_19

OCNモバイルONE申し込み内容を確認します。



OCNモバイルONE_20

OCNモバイルONE_21

OCNモバイルONE_23

申し込み完了です。認証ID、パスワードは控えておきます。



さて、以上で設定は完了です。申し込み後、即インターネットにアクセスできるようになります。
OCNからメールアドレスの発行を希望した場合は、後日、郵送で送信メールサーバ等の情報が記載された封書が
送られてきますので、そちらを参考にメールアドレスの設定をして下さい。すぐに使えるようになります。


では、今回の日記はここまで。


[ 2014/07/17 22:15 ] Audio Visual | TB(0) | CM(2)

なるほど。色々と安いプランもあるようなので、俺もそれにしますかねー。
その前にクレジットカードを作らなきゃですが。
[ 2014/09/22 00:39 ] [ 編集 ]

> 餅ドラゴンさん

家のインターネットがOCNの場合、OCNモバイルONEは更に200円安くなる。
更に、2人以上でOCNモバイルONEを契約すれば、2人目以降半額くらいになるね。
[ 2014/09/22 14:14 ] [ 編集 ]

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